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ROEを計算すると何がわかりますか?

ROEを計算することで、企業が成長していく速度がわかります。 一般的に、ROEが高い企業は、成長性も高いと判断されます。 順調に業績を上げ、当期純利益が増加している企業は、ROEが高くなっていきます。 企業の利益は、さらなる事業拡大に向けた再投資の元手となるものです。 そのため、ROEが高い水準で推移していたり、上昇傾向にあったりする場合は、企業の成長スピードも速いといえるでしょう。 反対に、ROEの低下は、利益成長率が自己資本(純資産)の増加率よりも低くなっているため、企業の成長が鈍化していると考えられます。 ROEを計算することで、売上高当期純利益率もわかります。 ROEが向上するのは、当期純利益の増加だけではなく、負債の増加に伴う自己資本の減少も要因です。

ROEって何?

ROEとは、「Return on Equity」の頭文字をとった略称で、「アール・オー・イー」と発音します。 Equityは「資本」という意味で、日本語にすると「自己資本利益率(株主資本利益率)」といわれるもので、株主が出した資本がどれだけ効率的に使われているかを示す指標です。 つまり、 株主にとっての自己資本に対してどの程度のリターンを生んだのかを示します。 ROEは、当期純利益を自己資本で割る 「ROE=当期純利益/自己資本」 の計算式で求めます。 この計算式によって、経営者が株主にとっての自己資本に対して何%程度の利益を上げることができたのかを示すことができます。 分子を当期純利益とする理由は、株主に対する配当は「当期純利益」が原資となるからです。

ROEの水準を分析するにはどうすればよいですか?

ROEの水準を分析するツールとしては、デュポンシステムがあります。 これはROEを3つの比率の掛け算に分解する手法で、この手法をもとにするとROEは売上当期純利益率、総資産回転率、財務レバレッジの3つに分解することができます。 まずROEを割り出します。

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